私が人に触るとき、イメージするのは
心からの落ち着きと癒やし
カラダの伸びやかさ、ゆるやかさ
呼吸が深くできるようになること
魂の在り処のカラダが
キツキツでなく、ゆとりができること
それらを想像しながら、触れていく。
はじめに終わったあとを想像して
神様にお祈りをして
はじめのタッチをする
こわばっているところは
「こんなに頑張ってくれてありがとうね」
「どうなりたい?」
とカラダに訊く。
筋肉もまた、人格を持っていると思う。
しんどそうな筋肉ほど、じっくりと
愛しています
ありがとう
大好きです
と心の中で唱える。
やみくもに強い刺激を与えたら
良くなるものでもない。
子供を育てる時、
すぐに手を上げて恐怖で育てたら、
ガッチガチの怖がりな子が育つ。
じっくりと話をきいてあげたら
自分のポテンシャルを発揮できる子になる
筋肉も、人も、心も、同じで、つながっていると思う。
1つ1つの筋肉の話を訊くのは、
相当に時間がかかる。
私はセラピストとしての経験上、
ある程度症状によって、
しんどい原因の場所がどこなのか、あたりをつけられるとはいえ、
地図と違う道がいつの間にか出来ていたりするように
人のカラダも、地図通りじゃない。
いただいた時間が足りなくなることもしばしば起こる。
でも、妥協は出来ない。
つじつま合わせができない。
じっと目を閉じて、体液の流れをみる。
よく動きをみる。
体温を感じる。
皮膚の押しかえす感じを観察する
トークセンの音の濁りを聞き分ける。
呼吸の質が変わったかどうか見る。
矯正じゃない。
人のカラダは千差万別で、
生きやすいカラダは一人ひとり違う。
だから地図が全て役に立つわけじゃない。
だから時間がかかる。
私は施術の時、素手で触る。
触る、という行為を
雑にされると心が傷つく。ささくれ立つ。
自己満足で触ってはいけない。
そのカラダが触ってほしい触り方を、注意深く観察する
私のエゴであり願いは
私が触ったカラダが
いつまでも元気で幸せであること。
願わくば、そのカラダの持ち主が
私が大事に扱ったカラダを
粗末に扱わず、大事に扱ってくれること
私にカラダを触らせる人は、
どうか私が、それだけの覚悟を持って、
カラダに触っていることを
知ってほしい。
そうしてマッサージが終わった頃、
お客様が深く息をつくのを見るのが好きだ。
体内の毒を全部吐き出すような、
深い息。
全部毒は置いていけばいいと思う。
ちゃんと掃除するからご遠慮無く。
体内のものを吐き出さないと、
新しい酸素も栄養も吸い込めない。
お客様が帰られたあと、
私はその場で
気絶するように寝てしまうこともある
全力だから。
自分の持っている知識・経験・愛情・体温
全部をそのお客様に注ぐ。
だから、やりすぎると体調を崩す。
ここまで全力投球でやるマッサージは
1日2人もやれば、力尽きる。
チェーン店で勤めているときでは出来なかった
贅沢なマッサージをさせてもらえていることに
感謝しかない。
そして、
お客様が帰られたあと
1回1回、掃除をする。
塩とお酒のお風呂でリセットする。
脳とカラダのノイズを抜く。
このチューニングがうまくいってなくても
体調を崩しやすい。
お客様に、カラダの地図をお渡しする
それは私の祈りそのもので
どうかカラダと心が両思いになってほしいと思う。
本来は誰もが、自分のカラダのセラピストになれる
頑張っている心が好きだ。
その心に健気に応えている、カラダのことも好きだ。
人が好きで
人を信じていて
はじめて出来る仕事だと思う。
セラピストという仕事が
私の天職です。
-------------------------
はじめてSunari のマッサージを受ける方へ。
120分以上のコースを選んでくださると、
カラダの芯からじんわりと緩み流れる感覚が
得られると思います。
Sunariは施術前の問診が長めです。
言いたいことやききたいことは
なんでもおっしゃってくださいね。
施術中にお話をしても、手が止まることはありませんが
よだれを垂らして寝るぐらいリラックスしているときに
施術の真価が発揮されやすい性質のセラピストです
男性用メール予約はこちら(渋谷サロン)
※女性で渋谷施術ご希望の方もこちらからどうぞ
0コメント